浦安市に防犯課が誕生! 犯罪のない街を目指して

 

 平成16年4月に浦安市に防犯課が誕生しました。防犯の重要性がいわれ、自治体も警察も、それぞれが熱心に取り組んでいながら、厳然として「縦割り行政の壁」が存在していました。押し付けあいではないけれど、お互いの立場を慮った「遠慮」があったのではないでしょうか。
 
昨年YomiuriWeeklyで、浦安は「犯罪発生率首都圏ワースト1」と報道されました。これが、大きなきっかけとなり、市に「防犯課」を設立される動きになりました。お役所としては、1年足らずの超スピードの動きといえます。
 連合会加盟組合でも、駐車場被害も多く、防犯は重大な関心事で、今年度も多くの組合が「重点活動」に取り上げています。
 そこで、7月代表者会議に市民経済部防犯課の永井課長 長谷川副参事にご出席いただき、 「防犯課のめざすところ」をお話いただきました。
 
浦安市の現状と、犯罪防止の留意点
浦安市経済商工部防犯課  長谷川副参事
  防犯課設立に際し、市は警察の連携を円滑にする目的で、千葉県警から人材の派遣を要請。この任を受け4月に出向・着任。直前は千葉西警察署生活安全課。
 防犯課の役割は、市・警察・市民が協力して犯罪を低減していくうえで
  ・市の活動・警察との連携
  ・市民との接点・窓口の役割。(警察への抵抗感。警察と協力して対応)
 
 以前勤務していた千葉西署でもマンションでの犯罪が多っかった。浦安では連合会と連携をとっていきたい
 
1. 浦安の犯罪発生状況        浦安市の犯罪状況はこちら
 浦安の刑事犯の発生件数は昨年は5000件。一万人あたりでは首都圏で浦安が高い。今年すでに1800件。このままでは昨年を越える。他の都市では低減傾向にあるが、浦安では増加傾向にある。
 ただ、凶悪、粗暴犯罪は多くない(3%)。他都市と変わらない。そのため、危険を感じる人は少ない。 
 
    空き巣が多い
 浦安の特徴は、窃盗犯が多い(全体の83%)。特に空き巣。昨年474件。千葉西署館内は人口26万人で、500−600件。これでも県下ワースト10位以内で多い。浦安は発生率で倍。今年はすでに150件。昨年よりは少ない。しかし、後半は増えるので安心できない。
 
駐車場犯罪が多い
 一般住宅よりマンションが多い。車上狙い719件。多いのはマンション、民間貸し駐車場、ファミレスの順。ゴルフバッグが狙われやすい。深夜はやりやすい。防止対策としては、車載センサーをつける。周辺を明るくする。
 このほか、最近は部品盗が多くなっている。
 
自転車盗が1/4
 自転車盗は1300件。(これが総数の1/4)。統計上の件数があがる、これが犯罪が多いという風評を生み、「やりやすい都市」になる。小さな犯罪が大きな犯罪を誘う。 
 自転車盗難は新浦安駅周辺が多い。500件。自転車の1件も1件。空き巣を防ぐのは市民では難しいが、自転車盗は市民で防げる。犯罪数の低減につながる。自転車付の鍵だけではだめ。2つつけたものは被害がない。
 
少年犯罪
 万引き等の60%、引ったくり等は80%は少年。軽微な犯罪が多いが 、軽微なものも犯罪は犯罪。ここでも小さな犯罪が大きな犯罪を誘う。 大人の目でながめていくことが必要。
2. 空き巣対策
    侵入箇所は
マンションをねらった空き巣が多い。マンション被害状況の分析(千葉県警)では、侵入箇所は、1階ではバルコニーからガラスを割って入る。玄関からはない。クレセントだけの場合が多い。2階以上は玄関から。玄関をしっかりしていれば大丈夫。オートロック・マンションの場合は他の出入り箇所から入る。
    対策は
1階はバルコニーの窓ガラス。
 補助錠、鍵つきクレセント、防犯センサー、防犯シート
2階以上は玄関。
 対策は1ドア2ロック ピッキング、サムターン回し。
 
相談は
防犯設備士。相談があれば防犯課に連絡、協力して防犯診断。
  防犯グッズの集団購入もできる。
 
防犯へ向けての市の取り組み
浦安市経済商工部防犯課 永井課長
 浦安は犯罪の少ないのが実感。着任前は、「いったい何をするんだ」と思っていた。しかし、改めて浦安の実情を見てみると、「統計的には危機的状況」であることがわかった。単位数字上の問題ではない。いま何とかしなければ、「数字上の問題にとどまらず」、大変なことになる。
 
1.防犯講習・防犯マップ
 まず、日常的には自治会等を対象として防犯講習を開催して、市民の皆さんの注意を喚起しています。また、防犯マップを作成し、重点的な防犯活動をおこなっていく予定です。
 
2.委託パトロール
 今年度から、警察によるパトロールに加えて、市独自の防犯パトロールを行います。夜間・登下校時を中心に、警備会社にパトロールを委託します。
 

委託パトロールカー
3.防犯パトロールカー
ミニ・パトロール・カーを2台購入します。青色の回転灯や放送設備を搭載したものです。

目的は、主として市民の自主パトロールを支援するためのもので、自治会や住民防犯組織に貸し出します。
 
4.防犯パトロール隊
   日常市内を巡回している、タクシー、や宅配便、福祉カー、ごみ収集車など800台に協力を依頼している。 これに市の車両が加わり総計1000台。

 仕事時に「防犯パトロール」の表示をお願いするほか、不審者通報、被害者救済、追跡協力をお願いしています。

防犯パトロール隊のステッカー


 


協定締結式
7/20に新浦安駅前広場で、防犯パトロール隊の出動式を行います。

出動式での市長挨拶
5.防犯計画、防犯設備の相談・助言
 マンション・住宅等の防犯設備について相談にのる。また、防犯設備士の紹介等もします。
 
質疑・意見・要望
警備会社のパトロールについて
パトロールはどのようにするのか
  2人乗車、市役所が重点を支持、公共空間・駐輪場等は歩行巡回。
ボランティアの自家用車に「防犯パトロール中」看板をつけるのを実践している。これを広く市民に呼びかけてはどうか。
  いい制度だと思う。ただし、課題としては、「交通違反」にならないようにして欲しい。
夜間パトロールは 深夜? 
深夜もやるが重点は16−19時
具体的な要望は防犯課でいいか。
窓口は防犯課。市関係部署の横の連携をとる体制として、防犯検討委員会(次長クラス)を整備している。
マンションの防犯活動
入船東エステート
・3階。面格子をはずして廊下側の窓(クレセントがかけてなかった
・エレベータでの痴漢。ビデオ。同一犯による被害を拡大しないため他の管理組合へ公表しょうとしたが、警察にとめられた。警察からは以後の報告がない。

・外灯を増設して明るくしたら駐車場での被害が減少した。
警察には照会してみる。
サンコーポ
・車載の防犯のセンサーは誤報で慣れてしまうと効果がない。盗まれた例がある。
入船西
7・15に防犯パトロールの予定。新浦安交番と協力するが、夜間は同行してもらえない。全日協力を働きかけて欲しい。。
合同パトロールは防犯課でも調整する。交番は日常てきな出動がおおいので、同行を確約できない。本署が担当することになる。
    Q 警察に重点的なパトルールを依頼したいときは防犯課に頼むのでいいか。  
    A   重点パトロールの要請は防犯課。  
各組合で独自の講習会の開催も有効では
言ってもらえればいつでも開催する・
日の出交番について
日の出交番はできるのか。商業地化が進んでいるが、設置の優先度は変化していないのか。
住民から、市からも件に要請が出てきているが、県警は要望は受け止めているが、ただ、いつできるかは返事はできない。